熊木 哲(Satoshi Kumaki)教授日本近代文学・児童文化

熊木 哲(Satoshi Kumaki)

研究分野…日本近代文学・文化
出身地…群馬県松井田町
趣味…松井田での畑仕事。今、ジャガイモの生育が楽しみ。ただし、草むしりが大変。
すまい…神奈川県相模原市「緑区」。まさに緑豊かな地域。家の前に広い梅畑。そこには「キジ」が住んでいます。
自慢…「ももた」(11歳の雄猫)「ももた」とは会話ができます。名前を呼べば「にゃー」と。帰って呼ぶと、玄関まで迎えに走ってきます。寝る時は枕元に。寒い時は布団の中に入ってきます。朝、頭づきで起こしに来ます。ケイタイの待ち受けは「ももた」。

自分が素直になれば、相手も素直になれる。自分が怒れば、相手も怒る。なので------。

担当の授業について

「児童文化論」

「児童文化」には、児童が作ったもの、或は、児童向けに作ったもの、などが考えられますが、この授業では、昔話の「ももたろう」を素材にしております。幼い頃、どこかで聞いた「ももたろう」。どんなお話でしたか。

日本の各地に、「ももたろう」は伝わっていました。それらは、文字化されて、昔話集に収録されています。それらを読んでみますと、様々な「ももたろう」があります。流れてくる桃の数も、一つではありません。

生れ方にしても、そうです。桃を包丁で切ったら、「ももたろう」も切れてしまいそうですが、昔話の世界では、何事も無く、生れてきます。もっとも、切ろうとしたら桃が二つに割れたとか、切ることなく桃から生れていたとか、様々です。昔の人も考えたということなのでしょうか。

「ももたろう」のお話は、各地に、様々な内容で伝わっていました。その様子をデータとして集め、データからどのようなことがわかるのかを考えて行きます。昔話の「ももたろう」を素材にして、様々なデータからどのようなことが読み取れるのかを考える授業です。

研究内容

「戦時下の児童文化」について、研究しています。この場合の「児童文化」は、児童が作った「綴り方」(作文)や「詩」「短歌」「俳句」「習字」「図画」です。

これらの作品が、「戦時下」、つまり昭和12年から20年の敗戦までの小学生新聞に掲載されていました。

作者・児童が、投稿した、これらの作品を検討することで、児童が、戦時下をどのような思いで生きていたのかを明らかに出来ると考えたからです。

戦争がまだ激しくなかった頃の作品と次第に戦争(戦争ではなく事変といっていますが)が激しくなっていった頃の作品では、やはり、内容に違いがあります。

その違いが、どのように表れているのかを明らかにすることで、児童が置かれた時代性が見えてくるのです。

また、戦時下を内容としない作品もあります。数量からは、こちらの作品の方が沢山あります。それらを検討することで、戦時下に生きながらも、それに影響されることの無い作品を残した児童の姿に触れることが出来るわけです。

熊木 哲(Satoshi Kumaki)先生紹介

研究室にて