栄養、嗜好、料理の組み合わせ、予算、調理時間、施設・設備などを考えて献立を作成します。
実施で大量調理をする前に、少人数分で試作し、栄養量、食材、調理法、予算、作業内容などをより具体的に検討します。
食材を検収したら調理を開始。衛生・安全面に注意しながら、時間に間に合うように作業を進め、配膳まで気を配ります。
喫食者に気持ちよく食事してもらえるように食事環境を整えて、食事を適温で提供します。
献立作成から実施までの流れを、栄養面、作業面、衛生面から評価し、次の計画に活かします。
給食施設では、喫食者の健康の維持・増進、生活の質の向上などに寄与し、栄養面、衛生面、経済面が管理されたおいしい食事を提供します。この授業では、献立作成、大量調理、評価の過程を通して、所定の時間内に給食を提供するための知識と技術を身につけ、給食を介した食教育を実践できるよう幅広く学びます。
1年次に日本料理、中国料理、西洋料理の基本実習を行い、2年次には行事食なども取り入れた応用調理を学びます。
栄養素の化学的特性を学びつつ、基礎的な実験技術を理解し習得します。また、食物成分の消化吸収に必要な酵素の活性試験や、栄養素の最終代謝産物である尿の成分検出も行い、体内の代謝について体系的に理解を深めます。
乳児期から高齢期までのヒトの一生において、各期の特性を理解し、各ライフステージにおける望ましい「食」のあり方を学び、実習をとおして具体的に学習します。
基礎栄養学では、五大栄養素の生理機能、水分代謝、エネルギー代謝などを学び、広範な栄養学関連領域を全体的に把握するための知識を身につけます。
食品加工貯蔵に関する知識を深めるために、農・水・畜産食品の製造に関する実験を行い、製造の原理と技術を学びます。
化学分析や微生物学実験を通して、食の安全を守るための知識・技術を学んでいきます。
生化学は,生命現象を化学的視点から理解する学問です。基礎栄養学や栄養化学で学ぶ生体構成物質の構造と機能に加え、遺伝子発現とその制御、免疫や恒常性維持など様々な生体の調節機構について学びます。
生活の中にある「化学」について、様々な実験を行ない、身近な現象を化学の視点からとらえることを目指します。また、実験を通して、現代生活と環境との関係について学び、考えるきっかけを提供します。