食物栄養専攻では、「食」と「健康」にかかわる知識と技術を総合的に身につけ、社会に貢献できる栄養士を育成します。卒業と同時に栄養士免許証が取得でき、短大2年間で着実に力をつけられるように、カリキュラムには体系的な授業科目を数多く用意しています。また、教員とのふれあいを通して、深い教養と豊かな心も養います。栄養士として活躍するための準備として、校外実習を体験して、健康づくりへの支援ができる人材の育成をめざします。
資格取得に向けた専門必修科目は6つの教育内容で構成され、講義と実験・実習をわかりやすく具体的に、そして楽しく学びます。
食物栄養専攻は、全国栄養士養成施設協会が主催している「栄養士実力認定試験」に参加しています。この試験は、試験結果によって全国栄養士養成施設協会から認定証が授与されるもので、2年次後期に学内で受験できます。栄養士免許証取得の前に、2年間の総まとめとして、自分の実力を試すチャンスです。
卒業と同時に栄養士免許証を取得できますが、卒業後に栄養士として、病院、保育所、老人福祉施設、会社・事業所などで満3年以上の実務経験を積めば、管理栄養士国家試験の受験資格が得られます。これまでにも卒業生が多数合格し、管理栄養士として活躍しています。また、就職や編入学など卒業後の進路相談については、教員が全力で、一人ひとりの夢の実現を応援します。